水まわりのトラブルが起こった場合や、水まわりの修理をする場合、止水栓を閉める必要があります。水漏れしているような場合、慌てていて閉めたい止水栓がなかなか見つからない、ということもあるようです。ここでは止水栓の設置されている場所と、止水栓自体が故障しているようなケースの交換方法について解説します。
トイレのつまり・水漏れに関する全知識
トイレのつまりや水漏れに関する情報を徹底解説します。トラブルに見舞われたときに自分で復旧を試みる場合にも、緊急水道業者に対応を依頼する場合にも役立つ内容となっていますのでぜひ参考にしてください。
記事一覧
- トイレはなぜつまるのか?つまり・水漏れの原因とそのメカニズム
- プロが教えるラバーカップの使い方
- 圧力ポンプ(ローポンプ)の種類と使い方
- ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)の種類とその使い方
- 真空式パイプクリーナー(真空ポンプ)の種類とその使い方
- トイレの種類とその特徴
- トイレタンクの種類、構造とその仕組み
- 止水栓の開け方、閉め方、調整方法
- トイレの水が流れない場合の対処法
- 指定給排水装置工事事業者とは
- トイレの水が止まらない場合の対処法
- プロが教えるトイレのつまりの直し方
- 便座や便ふたが割れた場合の交換方法
- トイレが臭い場合の原因と対処法
- プロが教えるトイレの便器の交換方法【実践編】
プロが教えるピーピースルーの使い方
ピーピースルーはプロ御用達の排水パイプ専用の薬剤です。トイレ、キッチン、お風呂、洗面台のつまりを除去するときに役に立ちます。ここではそんなピーピースルーシリーズの概要、使い方、注意点などをプロの視点で解説します。ぜひ参考にしてください。
プロが教えるトイレの便器の交換方法【実践編】
便器そのものの寿命は数十年といわれていますが、各種パーツの寿命は便器より早く訪れます。また便器の性能は日進月歩ですので、最新の便器に交換したいという需要もあり、10年~15年程度が実質的な便器の寿命、というのが相場ではないでしょうか。
ここでは実際に行った便器の交換作業を写真をふんだんに使って解説します。
トイレが臭い場合の原因と対処法
定期的に掃除はしているのに近頃トイレに入るとやけににおう、鼻をつくきついにおいがするなど、トイレがクサい場合の原因とそれぞれの対処法を解説します。目の届く範囲を清掃だけしていても、手の届かないところに汚れがたまっていたり、トイレタンクの不具合が根本的な原因であったりします。クサいにおいの原因となる要素を順にチェックし、快適なトイレ空間を取り戻しましょう。
便座や便ふたが割れた場合の交換方法
トイレの便座や便ふたが割れることがあります。便座や便ふたの多くは樹脂でできているため、長年使っていると劣化し、疲労してきます。いつもと特段変わりなく使っていても、座って体重をかけたときや、便座や便ふたをおろしたときに割れたりします。
最近では様々なタイプのトイレ(便器)が販売されているため、便座や便ふたの構造もいろいろですが、アパートや賃貸マンションのトイレであればごく一般的なタイプが多いでしょう。ここでは特殊なタイプを除き、一般的な便ふた、便座が割れた場合の対処法を解説します。
プロが教えるトイレのつまりの直し方
トイレのつまりは突然起こります。いつも通り使っていたつもりが、急に排水されずに便器に水がなみなみたまって驚いたり、モノを落としてつまるべくしてつまるケースも当然あります。ここでは一般家庭にあるモノを使ってつまりの除去を試みる方法から、ホームセンターなどで手に入るラバーカップ、パイプクリーナー、薬剤などの使い方まで、トイレのつまりを除去する方法を網羅的に解説します。
今まさにトイレがつまって困っている方のために、大前提となる考え方を書いておきます。トイレのつまりの原因は「水に溶けるもの」「水に溶けないもの」の2通りに分けて考えることができ、「水に溶けないもの」に対して「お湯」「薬剤」は効果がありません。水に溶けないモノを落として便器に吸い込まれていくのを見ていたような場合を除いては、原因箇所が見えないわけですから「推測」の域を出ません。よって一般的には「お湯」「薬剤」なども含めてソフトな手法から順に作業を行っていくことになります。その順序は、お湯<薬剤<ラバーカップ<真空式パイプクリーナー<ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)<圧力ポンプ(ローポンプ)<ワイヤートーラー<便器脱着、となります。圧力ポンプ(ローポンプ)、ワイヤートーラーはプロ用の機材となり一般家庭に常備されていることはまずないでしょう。便器の脱着も素人の方が行えないこともないのですが被害拡大を招くことがあるのでお勧めはできません。
もしトイレがつまって原因がはっきりしない場合、以上の考え方からお湯、薬剤、ラバーカップ、もし道具があれば真空式パイプクリーナー、ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)を使って丁寧に作業を行い、改善しないようであれば、プロに相談することをおすすめします。なお、この記事はかなりのボリュームがありますので、知りたい情報がはっきりしている場合には、目次から該当の箇所へリンクをたどってください。
トイレの水が止まらない場合の対処法
トイレの水が止まらない場合について対処法を解説します。具体例としては「手洗い管の水が止まらない」「水を流したら自然に止まるはずの水が止まらず流れ続ける」「水を流した後にちょろちょろと水が流れる音がずっと聞こえる」などのケースがあります。原因と対処法をみていきましょう。
水道業者の基本料金の内訳とその相場
水まわりのつまりや水漏れなどのトラブルに見舞われ、水道業者を検索していると必ずと言っていいほど「基本料金」という単語が目につくはずです。なんとなく「基本料金」は「とりあえずかかる料金」というイメージを持っている方も多いと思います。ここではそんな基本料金について解説します。
指定給排水装置工事事業者とは
水まわりのトラブルに見舞われて自分で復旧できそうにない場合、プロの水道業者の出番です。すぐに来てくれる地元の緊急水道業者はどこなのか探しているうちに「指定給排水装置工事事業者」という単語を目にすることが多いと思います。「指定業者」と略して呼ばれることも多い「指定給排水装置工事事業者」とは何なのか、指定されていない業者に依頼することに問題はあるのかなど、一般の方が疑問に思うであろうことを分かりやすく解説します。
トイレの水が流れない場合の対処法
突然、トイレのレバーハンドルをまわしても水が流れなくなったら誰でも焦ることでしょう。いつものように用をたしてトイレのレバーハンドルをまわした感触が違ったかもしれません。何が起こったのか理解できずに立ちすくんでしまうかもしれません。しかし必要以上に心配する必要はありません。「トイレの水が流れない」「水が出ない」ケースは、「トイレの水が止まらない」ケースよりよっぽど対処しやすいものです。では順を追って確認していきましょう。